設計(HC)

カヤバの顔となって
量産設計や不具合対応、
試作評価をメインに行う

ハイドロリックコンポーネンツ事業本部 
技術統轄部
岐阜南油機技術部 設計室

クアドラ ラファエルCUADRA RAFAEL

システム科学技術研究科
機械知能システム学専攻 卒
2017年入社

製品設計に加え、MBDを用いた
検討ツールの作成もスタート

油圧ショベルなどの建設機械および森林機械向けシリンダの設計を担当。お客さまの窓口として、量産設計や不具合対応、試作評価をメインに行っています。2021年までは新機体向けの新モデルシリンダ(KCH-8:原価低減モデル)の量産立ち上げをメインに行い、2022年からはKCH-8の現行機への量産適用を行っています。製品の設計だけではなく、MBD(Model Based Development)を用いた机上検討ツールの作成もスタートしました。入社を志したきっかけは、大学院の研究室で行っていた研究テーマと関係がある研究をカヤバの基盤技術研究所が行っていたことでした。想像していたフィールドとは違う部署への配属となりましたが、同僚が親切で職場環境もいいので興味を持ちながら仕事ができています。今後はMBDを用いた机上検討ツールの作成・活用が私にとっての大きなチャレンジとなりそうです。

常にポジティブな気持ちをもって
目の前の課題をクリアする

「まぁ、何とかなるっしょ」と思ってしまうポジティブな性格のため、特段苦しいとは感じませんでしたが、新モデルシリンダ(KCH-8:原価低減モデル)の量産適用へ向けた試作評価期間が振り返ればきつかった時期かもしれません。新機体へシリンダを設定するにあたり、仕様確定のために客先で実際の機体を使用してシリンダ評価を行うのですが、要求仕様をなかなかクリアできずに「試作シリンダ改造 → 客先に送付&機体への装着 → 再評価」という流れを何度か行いました。シリンダの仕様決定に時間がかかってしまったことでお客さまには迷惑をかけましたが、量産に移行した時はホッとしましたね。同僚たちの支えもあり、途中で心が折れることなくプロジェクトを乗り越えられた気がします。

“技術者”あるいは“一人の人間”として
頼られることにやりがいを感じる

現場で働く作業者の方から「とりあえずよくわからんかったから、まずはクアドラに聞いてみた」と言ってもらえるととても気分がいいですね。他部署の方や同僚から“技術者”あるいは“一人の人間”として頼られることにやりがいを感じています。また、私はペルー出身なのですが、違和感なく受け入れてくれますし、私という人間をしっかりと認めてくれるのでのびのびと仕事ができています。「他者への理解がある」という風土が感じられ、働く上での魅力になっている点だと思います。

SCHEDULE
08:00 出社/メールチェック。朝ごはんを食べながらメールのチェック。その週orその日の業務を決めます。
08:30 ミーティング。毎週月曜日は業務内容・情報共有・スケジュール確認・業務相談などを行っています。
10:00 設計や引合検討/机上検討ツール作成。ミスしてはいけない重要な業務は、脳が活性化している午前中に行うことが多いです。
11:45 昼休憩。妻が作ってくれたおいしいお弁当を食べています。
12:30 図面検図/技術資料作成/打ち合わせ。
16:45 退社。まっすぐ家に帰ってまったりしてます。平日は奥さんとゲームをしたり、映画見たり、お酒飲んだりとお家時間を楽しんでいます。
OFF SHOT!

多趣味なので日によって変わりますが、大学生の頃からファッションが好きなので休日はショップに足を運んでいます。気にいったアイテムがあれば奥さんと相談して購入しています。独身時代のように無茶な買い物はできないので(笑)

ゆっくり、自分のペースで
就活を進めてください!

就活では周りの人と自分を比べてしまい、自分の存在を卑下する瞬間があると思います。そんな時は「自分が今まで行ってきたこと」「それによって得られたこと」「それによって確立された人間性」について、自分を見直してしてみてください。そうすれば、きっと自分に自信が持てると思います。この方法は就活にかぎらず、物事がうまくいきやすくなると思いますよ!ゆっくり、自分のペースで就活を進めてください。応援しています!

CAREER
2017 入社。(HC)事業本部 技術統轄部 岐阜南油機技術部 設計室へ配属。建設機械および森林機械向け油圧シリンダの設計を担当。

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