市街地での樹木植栽やみどりの保全活動など地球温暖化防止の一躍を担った緑化の推進により、公園・果樹園・道路・学校・公共施設などから出る剪定枝、建設現場や製材工場などから出される廃材、使用済み梱包木枠などの廃棄物系バイオマスを、如何にリサイクルして活用するか、に近年注目が集まっています。

こうした様々なところから出される木質物は、森林地域から出る間伐材、稲ワラ、籾殻などの農業作物の生産残渣などの未利用バイオマスとともに、その発生源にあわせ、チップやペレットなどに加工し、木質系固形燃料としてボイラーやストーブなどへ利用するほか、雑草の防止や抑制、霜よけ、乾燥防止などに使われるマルチング材、家畜の敷料(寝床)の水分調整材や、団粒化による保水性・排水性・通気性を良くして土壌の地力を向上させる土壌改良材などに加工され、「再生可能な有機物資源」として活用される道が広がりつつあります。

木質リサイクルの流れ

  装置 生成物の利用
一次破砕 「タウンビーバー」「スポットビーバー」
タウンビーバーは機動性に優れ、剪定枝が発生する作業場所で粉砕して破砕しチップ化、2トントラック4台分の剪定枝を効率良く減容、破砕・回収・運搬までを1台の車両で行うすることができます。
また2次処理設備までそのまま剪定枝の破砕チップを運搬し、約5分で剪定枝の破砕チップを排出することが可能です。
スポットビーバーはトラック搭載型や定置型などに使用可能な、汎用型の破砕ユニットです。
マルチング材、土壌改良材、補助燃料
二次粉砕 「タウンビーバーミル」「タウンビーバーF」「カントリービーバー」
東京農業大学との共同開発により生まれたタウンビーバーミルは、一次破砕された剪定枝のチップを、吸水性抜群となるように繊維状に二次粉砕します。カントリービーバーは一次破砕、二次粉砕を連続して行う据え置き型木質粉砕ユニットです。「定量供給装置」確実に供給を行うツインスクリューフィーダにより、タウンビーバーミルの処理能力に合わせて樹木チップを供給し、ブリッジ、残量のない効率の良い稼働を可能にします。
土壌改良材、マルチング材、堆肥、家畜敷料、水分調整材、脱臭材
発酵促進 「ドラムミキサ」
発酵促進や水分調整を行う副資材と大量の肥料原料を一度に撹拌を行い混合することで発酵を促進させます。米ぬか、鶏糞、生ゴミ等の副資材を使うことにより、肥料成分の高い堆肥を作ることが可能です。
肥料