投資家情報

2020中期経営計画(諸施策)

コンプライアンスの遵守とガバナンスの強化

 免震・制振用オイルダンパー問題の反省から「2020中期経営計画」では、規範意識を最優先とする企業文化を事業活動の最前線まで浸透させ、何事に対しても真摯に向き合える職場環境を創出すべく、各種コンプライアンスプログラムを実施しています。

 ガバナンス強化については取締役会を中心に、迅速かつ効率的な経営体制の構築ならびに公平性かつ透明性の高い経営監督強化機能の確立を目指しています。


社会的要求への対応

 ESG(環境・社会・ガバナンス)にかかわる当社を取り巻く環境が大きな変化を見せる中、2021年7月に、ESG推進室を新設しました。今後はESG経営を方針策定の基盤としていきます。

 ESG推進にあたり、単に環境社会への対応を行うのではなく、ビジネスチャンスの可能性を探り、企業価値を高める活動を推進していきます。また社内で行われているESGに関する活動を取りまとめ、ステークホルダーの皆様にも積極的に発信することで、信頼醸成を図っていきます。



社会的要求への対応

 健康経営推進の取り組みとして、昨年度に続き「健康経営優良法人2021」の認定を取得しました。当社では従業員やその家族の健康を重要な経営資源、企業活力の源泉と位置付け、従業員一人ひとりが心身ともに健康で働きがいのある職場づくりに取り組んでいます。

 また、信頼回復に向けた規範意識醸成、風通しが良くハラスメントのない職場づくり、人財の多様化を図り、小集団活動を通じ次世代リーダーや、グローバルでの拠点経営者の育成を進める一方、RPA*化を軸に間接部門の付加価値生産性の向上に取り組み、固定費低減につなげていきます。

 *RPA:Robotic Process Automation



安全第一・品質経営

 安全への取り組みとして労災ゼロ・火災ゼロの拠点づくりと拡大を目指し、安全の再徹底と法令遵守の監視体制を強化しています。

 品質については、「品質は経営の基盤である」という信念を持ち、品質の社会的責任に対する規範意識の刷り込みと、風通しの良い職場づくりによる重大品質問題の未然防止を図っています。また品質監査体制の強化と三段階評価と呼ばれる手法により、良い品質のつくり込みに取り組んでいます。


収益基盤の安定化

 昨今の新型コロナウイルスの感染拡大の影響や半導体の需給逼迫など市場が不安定な中、2020年度下期より固定費削減活動を中心とした改善活動を継続、原価低減活動や需要変動に強い生産体制づくりを引き続き推進しています。

 また、利益が確保できない拠点や事業についてはフォローや管理体制の強化、さらに赤字ビジネスについては撤退も辞さない姿勢で臨む一方、MaaSやCASE、DXといった新潮流を捉え、次世代の収益源につながる新市場、新製品創出の取り組みは、歩みを止めることなく積極的に進めています。



コア事業の成長戦略

AC事業 「真価の発揮 深化-進化-新化」


 2020中期経営計画では「AC事業真価の発揮」をスローガンに既存事業の深堀り「深化」を図り「進化」を進めるとともに、成長戦略として「新化」を図っていきます。2021年度は2020年度下期より強化している固定費削減を継続し、各種再編計画の遂行による各拠点単体での利益確保、事業統制のしくみと体制強化、コスト競争力確保による利益重視の経営活動、客先開発パートナーの地位確立によるMaaS、CASEによる新市場・新製品開発と新顧客開拓とシステム、モジュールへの対応を、市販市場では「生・販・技」が連携して一体となった構造改革を進めていきます。





HC事業 「お客様から信頼され一番最初に頼りにされるメーカーとなる」「“稼ぎきる”=収益重視への転換」


 HC事業では、2020中期経営計画における基本方針として選択と集中による長期的収益性向上を掲げ、欧米、日本の成熟市場においては高付加価値製品による収益の最大化を、中国、ASEANなどの新規・成長市場においては原価低減を重視して安定した利益確保を目指すなど、市場の発展段階に応じた地域別戦略と製品機能別戦略を進めています。2021年度はその展開をさらに進め、また、将来に向けて、地域別戦略を核として次世代電子油圧機器の開発を進める一方、営業・間接部門再編により、HC事業全体での最適体制に転換し、機能強化を図っていきます。



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