
調達(購買)
バイヤーとして
部品の安定調達を実現し
コスト低減によって
会社に利益を還元する
調達・物流本部
第二調達部
小林 稔MINORU KOBAYASHI
経済学部 経済学科 卒
2019年入社

カヤバ製品は
EV化が進む今後も
必要とされ続ける
「中国はEV産業によるイノベーションで中所得国の罠を回避できるか」をテーマに取り組んだ大学のゼミ論文がきっかけで自動車業界に興味を持ちました。「100年に1度の変革期」と言われるほどに産業構造が激変しつつあることも知りました。EV化によってこれまで必要だった部品がなくなり、全くの異業種からの参入が加速している中で、カヤバ製品は今後も必要とされ続けると考え、志望しました。独立系で自動車だけでなく建機や鉄道向け製品など幅広く扱っていたことも志望理由のひとつです。現在は製品の組み立てに必要な部品のバイヤーをしています。担当部品の発注方針は現状の課題や問題を踏まえ、各バイヤーが作成しています。取引先との今後の関係性にも関わるため責任は大きいですが、調達本部による方針の枠組みの中で、自分で考え、取引先の選定を行い、その考えを具現化できることに醍醐味を感じています。

海外メーカー品を採用した
転注プロジェクトをやりとげる
主力製品に使用されているメイン部品の転注案件がとても印象に残っています。現行メーカーの生産能力不足と製品価格の採算性がよくない旨の相談を受け、他社品の採用検討を進めていたのですが、いよいよ大きな供給問題になりそうになったので最優先案件としてプロジェクトを進めることに。比較検討した結果、海外メーカー品を採用したのですが相模工場での購入実績がなく、生産拠点のある海外から相模工場までの商流から部品の耐久評価までをゼロから行うことになりました。海外メーカーなので対面会議は行えず、WEB会議とメールを駆使して通訳者を交えながら打ち合わせを重ねていきました。発注先の選定は社内他部署との調整も不可欠です。細かい実施項目の日程表を作成することで進捗状況をこまめに追うよう心がけました。そうすることで「ゴールまでに何を、いつまでに、だれがやるべきか」が見えてきます。各所とコミュニケーションを取りながら部品の欠品をせずに切替が完了し、コストも下げられたので調達としての役割も果たせたと思っています。

やりがいを感じるのは
難しい案件を他部署と協力して
コンプリートできたとき
私たち調達部の役割は、購入部品の品質不具合や納期遅延などの諸問題を解消するために中長期的な発注方針の策定を行い、それにともなう最適な発注レイアウトを構築し、品質・安定供給に加えてコスト低減を行うことで会社に利益を還元することだと思っています。実際の業務では中小企業から大手企業までさまざまな取引先を担当するため、会社ごとの社風や雰囲気の違いもわかるのでいつも新鮮でおもしろいです。やりがいを感じるのは、海外メーカー品への転注プロジェクトのように難しい案件を他部署と協力してコンプリートできたとき。チームの力で会社に貢献できると嬉しいですね。今後の夢や目標はいろいろありますが、大学時代に英語の勉強をしていたので、いつか海外で活躍できるチャンスがあるといいなと思っています。

SCHEDULE
08:05 | 始業/メールチェック |
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09:00 | 部内ミーティング |
11:00 | 社内向け資料の作成/取引先とメールや電話でのやりとり |
12:20 | 昼食 |
13:05 | 打ち合わせ。取引先と調達の打ち合わせをします。 |
14:00 | 取引先とメール又は電話でやりとり/事務処理 |
16:50 | 退社。社用バスで寮に帰宅します。 |
OFF SHOT!
部屋で音楽を聴いたり映画を観たりすることも好きですが、学生時代の友達と定期的に会って息抜きをしています。友達お勧めのイタリアンレストランで食事をすることも♪

優しく誠実な社員が多く、
風通しのいい魅力あふれる
会社です!
カヤバは会社の経営理念の1つに「優しさと誠実さを保ち、自然を愛し環境を大切にします」という項目があるくらい、優しく誠実な社員が多く、とても風通しのよい職場です。私がここまでやってこれたのも、部内外の方々の支えがあってこそだと感じています。この採用ホームページをご覧になっている学生の方々は、就職活動の真っ最中だと思います。カヤバに少しでもに興味を持っていただき、エントリーしてもらえると嬉しいです。コロナ禍での就職活動は大変だと思いますが、最後まで諦めずに頑張ってくださいね!
CAREER
2019年 | 入社。相模工場の第二調達部に所属。1年目はボルトなどの冷鍛部品を担当し、現在はベアリングとシールの計3部品群を担当中。 |
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