カヤバ株式会社(以下、カヤバ)は、油圧機器に使用される作動油の状態を常時監視し、設備の安定稼働と保全業務の効率化を支援する 「油状態診断システム」 のサービス提供を開始しました。
近年、製造業をはじめとする各種産業分野では、設備の老朽化や保全人材の不足、さらにはSDGs・カーボンニュートラルへの対応などを背景に、設備メンテナンスの高度化・効率化が求められています。カヤバは、こうした課題に対応するため、油の状態を「見える化」し、設備状態を把握できる油状態診断システムを開発しました。
油状態診断システムの特長
本システムは、油の比誘電率および導電率を高精度に計測する油状態センサと、IoTプラットフォーム、専用Webアプリケーションを組み合わせたサービスです。
- 油状態のリアルタイム可視化
油の電気的性質である導電率と比誘電率を数値として常時監視し、油の状態をWebアプリ上で直感的に確認できます。 - 高感度・高信頼のセンシング技術
特に導電率については高感度な測定が可能で、微細な油状態変化の早期検知に貢献します。 - 専門知識不要の診断サービス
カヤバがデータを常時監視し、異常兆候を検知した場合にはレポートとして通知。ユーザー側で油の専門知識を持たずとも、適切な判断を支援します。 - 性状分析との組み合わせによるデータに基づいた分析(オプションサービス)
グループ会社による油の性状分析サービスと組み合わせたエビデンスのある診断・分析をオプションサービスとして提供します。
提供対象・活用シーン
本サービスは、工場設備や各種油圧機器を対象に、以下のような用途での活用を想定しています。
- 油圧設備・試験機の作動油の状態監視
- 作動油の劣化管理・交換時期の最適化
- 突発停止リスクの低減、予防保全の高度化
- メンテナンス業務の省人化・効率化
サービス概要
- 提供開始時期:2026年4月
- 提供形態:油状態センサ、通信端末、Webアプリ、診断サービスを組み合わせた月額サービス
- 対象市場:工場設備、各種油圧機器分野など
※サービス内容の詳細、対応機種、費用等については、販売店または当社までお問い合わせください。
今後の展開
カヤバは、油状態診断システムを通じて、設備の安定稼働とライフサイクル価値の最大化に貢献するとともに、今後もさまざまな産業分野への適用拡大を進めてまいります。
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