カヤバ株式会社がサスペンションの技術サポートを行うTEAM JAOS(株式会社ジャオス)が、2026年11月9日(月)よりメキシコのバハ・カリフォルニア半島で開幕を予定している 「SCORE World Desert Championship 59th SCORE BAJA 1000(以下、BAJA 1000 ※)」に参戦します。
当社は、TEAM JAOSの挑戦を長年にわたりサポートしており、2026年大会においても技術パートナーとして参戦を継続支援します。また、昨年に引き続きダンパ開発エンジニアを現地へ派遣し、レース期間中の車両セッティングや性能評価をサポートする予定です。
「BAJA 1000」は、メキシコ・バハカリフォルニア半島で開催される世界最高峰のオフロードレースです。全長約1,000マイルにおよぶコースでは、砂漠、岩場、深い轍、ウォッシュボード路面など極めて過酷な路面環境が続き、競技車両は長時間にわたり高速走行と大入力の衝撃にさらされます。完走率は約50%前後にとどまることから、世界で最も過酷なオフロードレースのひとつに数えられており、車両性能と信頼性を実証する絶好の技術開発フィールドとなっています。
今回TEAM JAOSのレース車両には、昨年大会で得られた知見を反映して改良した2026年仕様の新設計ダンパを搭載します。新開発の高速減衰力可変機構により、BAJA特有の過酷な路面環境に合わせた減衰力特性の最適化を実施します。卓越した悪路走破性と高速走行性能を両立するとともに、優れたドライバビリティを実現。
さらに、ダンパに使用する生分解性オイル「サステナルブ SustainaLub」においても昨年から仕様変更を施しております。ダンパにおける摩擦特性の最適化にて不快な微振動や衝撃入力の硬さをいなし、乗員へ伝わる衝撃や振動を低減することで長時間競技における疲労負荷を軽減。
振動抑制性能と環境性能の両立を図りながら、人と車両の双方のパフォーマンスを最大限に引き出すとともに、厳しいレース実戦環境での評価を進めてまいります。
当社は、環境に配慮したダンパ技術の開発を通じて、バハ・カリフォルニアの自然環境保全に貢献するとともに、持続可能なモータースポーツ活動の発展を支援してまいります。さらに、TEAM JAOSの挑戦を通じてサスペンション技術のさらなる向上に取り組み、安全で快適なモビリティ社会の実現とカーボンニュートラル社会への貢献を目指します。
今後もTEAM JAOSの活躍にご注目ください。
■参戦車両・チーム体制
参戦車両:LEXUS GX550h “OVERTRAIL”
参戦クラス:STOCK FULL SIZE(市販車無改造部門)
チーム名:TEAM JAOS
チーム監督:赤星 大二郎(株式会社ジャオス 代表取締役)
ドライバー:能戸 知徳 (株式会社ジャオス)
■日程
SCORE World Desert Championship 59th SCORE BAJA 1000
LOS CABOS, BAJA CALIFORNIA SUR, MEXICO.
開幕期間:2026年11月9日~15日
走行距離:965mile/1553km*
制限時間:40時間*
*毎年変更されるコース設定に応じて走行距離および制限時間も変更