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品質マネジメント
基本的な考え方
カヤバは、二度と品質不正を起こさないために、「品質経営」を前提とし、その基盤となる規範意識のさらなる醸成・定着を図っています。
品質基本方針
品質経営への取り組み
カヤバは、品質不正防止を徹底すべく、品質監査体制の強化とあわせて、”風通しの良い企業風土づくり”を目指した活動を実施しています。
品質に関するBad Newsや困り事の情報発信、それらの情報を適切に処置し改善活動を実施するとともに、情報発信者への回答(フィードバック)を通じ、職場内コミュニケーションの活性化を図っています。
品質保証体制
「製品品質」と「サービスの質」とともに、「仕事のプロセスの質」を重視したISO9001規格に準拠した品質保証体制を構築・運用しており、日々それらの質の向上に努めています。カヤバでは、プロセス保証の考え方を取り入れ、製品の先行開発から量産立ち上げまでを3つのステップで評価する三段階評価を製品単位で実践し、お客様・市場の要求品質に応えるべく良品条件の追究や目標コスト実現に向けた技術力の向上等に取り組んでいます。各ステップごとの評価会は、当該製品の専門家の参画により、製品に関する過去の不具合や豊富な経験からもたらされる多くの知見を反映し、評価項目、内容に基づき審議されます。
また、品質をグローバルに維持するために、海外の生産拠点においても、拠点長・工場長のリーダーシップのもとで品質向上諸施策を展開し、品質不良低減を図るとともに三段階評価の的確な運用を進めています。さらに、個別少量製品および生産拠点を移管する場合においても、このシステムに則り、量産製品の品質を保証します。
カヤバの三段階評価による製品・技術開発
ステップ(段階) | 評価事項 | 実施事項 | |
---|---|---|---|
DR*10 | 先行開発 | 製品化の実証 | 商品の可能性 課題の摘出 |
DR1 | 受注および製品設計 | 生産性の実証 | ばらつきの商品影響 生産方法の具体化 |
DR2 | 生産準備 | 要求品質達成の実証 | ばらつきの低減 生産ラインの整備 品質安全宣言*2 |
本生産 | 生産・販売・サービス | 製品品質・プロセス・顧客満足度 | 初品・初期流動管理 日常管理 |
*1DR:Development & Research
*2品質安全宣言:量産品質に問題がなく、安心して生産・出荷できる状態を現場・現物、データで確認する。