企業情報

活動実績

2022年度の活動実績(代表例)

2022年度の活動評価

資源循環と環境負荷への配慮

CO2排出量



具体的な事例

①太陽光発電システムの導入(再エネ導入)

日本、タイ、マレーシア、インドネシア、スペインにおける工場建屋の屋根に太陽光パネルを設置し、発電で得た電力を工場内で消費致します。これによりCO2排出削減の効果は約1,695t/年となります。

②カーボンニュートラルな都市ガスの購入(グリーンエネルギーの導入)

カーボンニュートラルな都市ガスは天然ガスの採掘から燃焼に至るまでの工程で発生するCO2をCO2クレジット*でカーボンオフセット(相殺)することでCO2排出量の削減となります。この都市ガスの使用に関して東邦ガス株式会社様と2022年3月に合意し、CO2削減に貢献しています。ただし、Scope1のCO2をオフセットすることは正式に認められておりませんが、CO2排出削減の効果は、569tCO2/年相当となります。
*CO2クレジット: 世界各地の環境保全プロジェクト等におけるCO2削減効果を検証機関が認証し、ガス製造・輸送において排出量を相殺できる権利証のこと

③高圧電力トランスの導入

老朽化した高圧電力トランス*の1台(岐阜北工場)を、最新機種へ入れ替えを行いました。これによりCO2排出削減の効果は約54tCO2/年となります。
*工場に送電される高圧電力(6.6kV)変圧器

④高効率コンプレッサ―の導入

切削屑やほこりの洗浄に圧縮空気を利用しており、圧縮空気を生成するコンプレッサーは製品製造において必要不可欠となりますが、非常に多くの電力を消費しています。岐阜北工場において老朽化したコンプレッサーを高効率な最新機種へ更新し、省エネルギー化を図りました。これによりCO2排出削減の効果は約24t/年となります。

⑤排水再利用による環境負荷低減(リサイクル)

マレーシアの関連会社である KYB-UMW Malaysia Sdn. Bhd.(KMSB)がUMW開発の膜フィルタで浄化する廃水再利用システムを導入しています。飲料基準値まで浄化した水をこれまでの5倍(1日あたり100m3)のスピードで処理できる新たなシステムで、工場排水をトイレや塗装ラインのウォーターカーテンに再利用して断熱やダストの飛散防止に役立てています。

⑥特別管理産業廃棄物削減

二輪車用フロントフォークのインナーチューブの美観と防錆力・摺動性を向上させるめっき装置において、めっき前の素材洗浄で排出される電解廃液はキレート剤*を使用しているため、特別管理産業廃棄物として排出していました。所内排水処理を可能とする廃液処理装置の設置することで、特別管理産業廃棄物を約80%削減しました。
*キレート剤:水中や汚れの中に含まれた金属イオン(不純物)を結合する(洗浄を阻害する働きを抑える)ための物質

⑦植樹活動

地域イベントへ参加し、公共エリアへの植樹活動に参加しました(タイ、インドネシア、マレーシア)。従業員が環境意識を高く持つことを推進しています。