再発防止策の進捗状況 (2022年3月31日時点)

進捗状況の分類

  • 具体策の詳細検討中
  • 具体策の実施中
  • 具体策の完了
  • 状況に応じて対応

※「完了」後も継続すべき具体策は、継続してまいります。


※更新箇所は、No欄をハイライトしております。


(3)検査体制・方法の改善  <No40~51>

①検査体制

ⅰ) 品質保証機能の独立性強化

具体策

KSMにおいて、品質保証部が性能検査及び立会検査の全てを実施し、その結果を管理する等、製造部門から独立した部署による品質検査の実施を行う。また、全社・全グループにおいて最終合否判定に関わる検査員を製造部門以外への所属とする等、品質検査の独立性も強化する。

No

詳細

実施または
完了予定年月

進捗状況

40
a.KSMでは、性能検査及び立会検査の全ての検査を品質保証部員が実施する体制にしております。
■2019年1月完了(2019年7月5日公表済)

※2021年度、品質本部による品質体制監査において、体制が維持されていることを確認しました。
2019年1月完了
41
b.当社(KYB)及びKSM含む国内グループ企業の最終合否判定に関わる検査員を製造部門以外の所属とする等の異動が完了しました。
また、海外グループ企業の最終合否判定に関わる検査員を製造部門以外の所属とする等の異動も完了しました。
■2020年9月完了(2020年10月23日公表済)

※2021年度、品質本部による品質体制監査において、体制が維持されていることを確認しました。
2020年9月完了

ⅱ)オイルダンパー立会検査時の検査方法の改善

具体策

本再発防止策に基づく品質管理方法が確立するまでの間、減衰性能検査における第三者機関の全数立会検査を継続する。併せて、立会検査の代替方法として、第三者機関が生データを外部から随時チェックできる仕組み等の検討も行う。

No

詳細

実施または
完了予定年月

進捗状況

42
a.KSMでは、2021年3月26日付で既設を含むオイルダンパー検査機における新検査システムへの移行および第三者機関による全数立会い解除のための第三者評定の審査が完了しました。
但し、希望する発注者様による立会検査は、今後も継続してまいります。

※第三者評定の対象オイルダンパーは、主要製品である免震用BDS型・SD型と特殊免震用BDS型等。
また、制振用についても審査が完了しております。
2021年3月完了
43
b.KSMでは、2019年10月から試運転を行い、導入を進めてきた新検査システムにおいて、2021年3月26日付で既設を含むオイルダンパー検査機の新検査システムへの移行および第三者機関による全数立会い解除のための第三者評定の審査が完了しました。
今後も、新検査システムによる検査データの保存、検査データの改ざん防止、発注者様等による製品性能の確認を行う品質管理体制を維持してまいります。

※第三者評定の対象オイルダンパーは、主要製品である免震用BDS型・SD型と特殊免震用BDS型等。
また、制振用についても審査が完了しております。
2021年3月完了

ⅲ) 検査マニュアルの整備

具体策

オイルダンパーを含む当社グループ全製品の全検査行程にて、熟練検査員のカン・コツに頼っていた検査・判断をマニュアルとして整備する。

No

詳細

実施または
完了予定年月

進捗状況

44 KSMの検査工程にて熟練検査員のカン・コツに頼っていた検査・判断のマニュアル整備を完了後、当社(KYB)及びKSM以外のグループ企業の当該マニュアルの整備と運用状況について、当社の品質本部が、2019年度の品質監査計画で確認を行い、全予定を終了しました。
また、確認の結果、当該マニュアルの整備と運用状況に不備のあった事業、拠点等においては、当該マニュアルの整備の見直しを行い、その運用をしております。
2020年9月完了

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②検査機の不正防止措置

ⅰ) オイルダンパー検査機のソフトウェア変更の社内手続厳格化

具体策

オイルダンパー検査機のソフトウェア変更手続きについて、KYB本社品質管理部の承認取得を義務づける。

No

詳細

実施または
完了予定年月

進捗状況

45 オイルダンパー検査機では、検査システムのソフトウェア変更の際は、当社(KYB)の品質本部の承認を必要とする旨の「変更管理規則」の改定を実施いたしました。
■2019年4月完了(2019年7月5日公表済)
2019年4月完了

ⅱ) オイルダンパー検査機ソフトウェアの定期的モニタリング

具体策

品質保証部等の製造部門から独立した部門による品質監査でオイルダンパー検査機のソフトウェアの状況を定期的にモニタリングする。

No

詳細

実施または
完了予定年月

進捗状況

46 当社(KYB)品質本部は、2019年度にKSMに対してオイルダンパー検査機のソフトウェアの独立的監査を毎月実施し、年間を通じて問題ないことが確認されました。
今後も、定期的な監査を実施してまいります。
■2020年3月完了(2020年4月29日公表済)

※2021年度は品質本部による品質体制監査にて、三重工場品質管理推進責任者がオイルダンパー検査機のソフトウェアの独立的点検を毎月行っていることを確認しました。
2020年3月完了

ⅲ) 人為作業を介さない検査結果の自動記録化

具体策

性能確保に必要な生データ(設定値、入力値、計測データ等)を検査機内に自動的に保存するとともに、個々の製品が世の中で使用されている期間は本データを外部記憶媒体内(サーバなど)に自動的に保存される仕組みを導入する。

No

詳細

実施または
完了予定年月

進捗状況

47 KSMでは、2019年10月から試運転を行い、導入を進めてきた新検査システムにおいて、2021年3月26日付で既設を含むオイルダンパー検査機の新検査システムへの移行および第三者機関による全数立会い解除のための第三者評定の審査が完了しました。
今後も、新検査システムによる検査データの保存、検査データの改ざん防止、発注者様等による製品性能の確認を行う品質管理体制を維持してまいります。

※第三者評定の対象オイルダンパーは、主要製品である免震用BDS型・SD型と特殊免震用BDS型等。
また、制振用についても審査が完了しております。
2021年3月完了

ⅳ) 検査プロセスの自動化推進

具体策

検査成績書出力までの検査プロセスを自動化することにより、データ改ざん防止の仕組みを導入する。また、抜き打ちで品質管理部門の責任者が生データと検査成績書を照合する等、チェックできる仕組みを導入する。

No

詳細

実施または
完了予定年月

進捗状況

48
a.KSMでは、2019年10月から試運転を行い、導入を進めてきた新検査システムにおいて、2021年3月26日付で既設を含むオイルダンパー検査機の新検査システムへの移行および第三者機関による全数立会い解除のための第三者評定の審査が完了しました。
今後も、新検査システムによる検査データの保存、検査データの改ざん防止、発注者様等による製品性能の確認を行う品質管理体制を維持してまいります。

※第三者評定の対象オイルダンパーは、主要製品である免震用BDS型・SD型と特殊免震用BDS型等。
また、制振用についても審査が完了しております。
2021年3月完了
49
b.当社(KYB)の品質本部は、2019年度実施したKSMに対する検査成績書と生データを照合する抜き打ち監査に関する記述を当社の品質監査規程に織り込んでおります。(2020年3月1日付改定)
また、KSMは本規程に準じてKSM自社の規程の改定を行いました。
今後、当社の品質本部等による監査と、改定したKSM自社の規程に基づいたKSMによる自主監査において、抜き打ち監査を定期的に実施してまいります。

※2021年度は品質本部による品質体制監査にて、三重工場品質管理推進責任者が顧客提出報告書と測定生データの突き合わせ確認結果について評価を毎月行っていることを確認しました。
2021年2月完了

ⅴ) オイルダンパー検査機へのアクセス管理の強化

具体策

生データへのアクセスが特定の者に制限されている仕組み、および第三者機関が生データを外部から随時チェックできる仕組みを導入し、生データの保全措置を図る。

No

詳細

実施または
完了予定年月

進捗状況

50 KSMでは、2019年10月から試運転を行い、導入を進めてきた新検査システムにおいて、2021年3月26日付で既設を含むオイルダンパー検査機の新検査システムへの移行および第三者機関による全数立会い解除のための第三者評定の審査が完了しました。
今後も、新検査システムによる検査データの保存、検査データの改ざん防止、発注者様等による製品性能の確認を行う品質管理体制を維持してまいります。

※第三者評定の対象オイルダンパーは、主要製品である免震用BDS型・SD型と特殊免震用BDS型等。
また、制振用についても審査が完了しております。
2021年3月完了

ⅵ) 性能試験データのトレーサビリティ確保

具体策

オイルダンパーの製品の検査履歴・要求性能・生データを記録する媒体をオイルダンパー本体に装着するなど追跡調査可能化の検討を行う。

No

詳細

実施または
完了予定年月

進捗状況

51 KSMでは、2019年10月から試運転を行い、導入を進めてきた新検査システムにおいて、2021年3月26日付で既設を含むオイルダンパー検査機の新検査システムへの移行および第三者機関による全数立会い解除のための第三者評定の審査が完了しました。
今後も、新検査システムによる検査データの保存、検査データの改ざん防止、発注者様等による製品性能の確認を行う品質管理体制を維持してまいります。

※第三者評定の対象オイルダンパーは、主要製品である免震用BDS型・SD型と特殊免震用BDS型等。
また、制振用についても審査が完了しております。
2021年3月完了

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